東洋紡TOYOBO-Xenomax
超高温イミンフィルム
製品紹介:
XENOMAXは、東洋紡と長瀬産業株式会社が18年4月に設立した合弁会社である。
XENOMAXは室温から500℃まで一定の熱膨張係数(約3ppm/℃)を持ち、従来のポリイミドフィルムでは不可能な高い寸法安定性を持ち、東洋紡が持つ高耐熱性ポリマー合成技術と薄膜堆積技術によって実現されており、400~500℃の高温でもフィルムトランジスタ(TFT)回路基板を加工することができ、高温でも全く変形することがない。
XENOMAX製品は現在世界で最も薄いハロゲンフリー難燃性ポリマーフィルムで、そのUL94等級はV-0級、灼熱線発火(HWI)レベルは0級、高電流アーク発火(HAI)等級は4級、相対温度指数(RTI)は220℃で、非常に優れた難燃性特性を持っている。
材料の特性:
耐熱性、高電気絶縁性、高強靭性、超薄型、プロセスコスト低減の優れた特性を持っている。
応用分野:
各種電子ペーパー、LCD、センサー、Mini LEDなどの分野で広く使用されており、それを用いて生産された製品はカール可能で、軽く、薄く、破れにくいなどの特徴を持っている。
製品モデル:
Xenomax-0.005-0.038mm